概要
このツールは、暗号解読ゲーム「Cypher」のエニグマ風パズルを解くための簡易シミュレーターです。
設定項目
- Plugboard(プラグボード)
- 文字ペアを指定して入出力時に文字を交換します。例:
A-B, S-Z
- Scrambler(スクランブラー)
- 26文字の配線を指定します。各文字処理前に回転します。最大3つまで設定可能。ドラッグハンドル(☰)をドラッグして順序を変更できます。並び替えても元のラベル番号(Scrambler 1, 2, 3)は維持されます。
- 位置
- スクランブラーの初期位置(A-Z)を指定します。
- ノッチ
- カスケード回転(連動回転)の設定です。
- ON: 前段スクランブラーが設定位置を超えると次段が1回転
- OFF: 26回で1回転(従来動作)
注意: ノッチは「次のスクランブラー」の回転タイミングを決定します。最後のスクランブラーのノッチは効果がありません。
- Reflector(リフレクター)
- 信号を折り返す配線です。通常は変更不要。
- Mode(モード)
- 暗号化/復号を選択します。復号時は逆方向に回転します。
使用手順
- パズルの指示に従って各設定を入力
- 暗号文または平文を入力テキスト欄に入力
- 「処理実行」ボタンをクリック
- 結果と内部状態ログを確認
ログの見方
内部状態ログでは、各文字の処理過程を視覚的に確認できます:
↓ : 入力位置
↑ : 出力位置
- 2行表示:上段がアルファベット、下段が配線
注意事項
- A-Z以外の文字はそのまま通過します
- 配線が空またはOFFのコンポーネントは無効になります
- 本ツールは簡略化されており、実際のエニグマとは異なります
解析支援:既知平文攻撃
暗号文の一部に対応する平文がわかっている場合、スクランブラーの初期位置を特定できます。
- 前提条件
- プラグボード、スクランブラー配線、リフレクターの設定がわかっていること
- 使い方
-
- 「解析支援」タブを開く
- プラグボード・スクランブラー・リフレクターを設定
- 暗号文を入力(グリッドが生成される)
- 既知の平文を対応する位置に入力(空欄は不明)
- 「探索実行」をクリック
- 候補から「設定に適用」で暗号化・復号タブに反映
- 探索空間
- スクランブラー1枚: 26通り、2枚: 676通り、3枚: 17,576通り